私たちカパティランがサポートをしている子ども達

・フィリピン出身Aさん

私は、初めて日本に来てから、もう少しで6年が経ってしまいます。日本に来た理由は、日本に働いている母と一緒に暮らすため他に、自分の夢を実現させることもありました。 その頃の私は、小学校で良い成績ばかりを受け、自分の能力に自信満々の野心家でした。しかし、日本の区立中学校に通い、言葉の障壁に直面し、授業の内容や周りの同級生の話が理解できず、非常に困りました。若くて自信満々の私が人生初めて何をすればいいかわかりませんでした。 日本に初めて来たときの困難を経験したり、日本に来て様々な人に会えて彼らの経験も聞いたりして、つらい状況にいる人達の力になりたくなったと思います。自分 もその立場にいたこと上、その人達の苦しさを友達として聞いてあげたり、自分が出来る限り彼らを助けたりしたいのです。さらに、私は人を喜ばせて快活的な人になりたいので す。私が立派な人になり、自分の選択した分野で成功を求めたりしたいのは家族に誇りに思ってもらえるためです。特に、母は私と妹のために色々犠牲してくれて、彼女の勤勉や全ての努力に報いたいです。母は大学で勉強しなかったので、子供の時から教育の大切さを教えられ、いつも私と妹に「大学を頑張って卒業して私より良い仕事や人生を遂げなさい」と言われ、それを心に留めておいて頑張って勉強しています。

 

奨学生の声

「日々のアルバイトや他の奨学金でやりくりしてきましたが、カパティランの初めての奨学生に選ばれ、非常にありがたいです。

また、ごはん会のボランティア活動にも参加しましたが、料理を作ったり、小さな子どもと触れ合ったり、

他の同じような境遇の方とも話が出来て学ぶものがたくさんありました。これからも頑張ります!」