カパティランバザーの売り場から(カパティランタイムズ4号-2011年11月より)

//カパティランバザーの売り場から(カパティランタイムズ4号-2011年11月より)

姉妹愛兄弟愛がこだまする空間

カパティランボランティア 倉八順子

カパティランフェスタのバザーは、カパティランの名前のとおり、“姉妹愛・兄弟愛”がこだまする空間です。フェスタの前日、カパティランの方々とカパティランを愛して集まったボランティアスタッフたちはこころを寄せ合い、フェスタのバザーにいらしてくださるフィリピンの方々に喜んでいただきたいと願ってこころを込めて準備します。日本人が見向きもしなくなった伝統的な日本の食器を、フィリピンの方々はとても喜んでくださいます。その笑顔を思い浮かべると、準備も気持ちよく進みます。準備を終え、“あしたフェスタが始まる11時には雨が止みますように”と祈りながら、家路に着きました。
バザーの当日、雨は11時には止みました。私たちの祈りが通じたのでした。
11時からの3時間は、食器売り場はゆたかな対話がこだまする場となりました。
フィリピンの方:“こんにちは、何か日本的なものはない? フィリピンの家族にあげるから”
私      :“これいいですよ。どんな料理にも合います。”
フィリピンの方:“なるほど、いくら?”
私      :“500円です”
フィリピンの方:“500円? 400円じゃだめ?”
私     :“とってもいいものなんですよ”
フィリピンの方:“他の友達にも買いたいから、400円でいいでしょ?”
私      :“じゃあ400円で”
フィリピンの方:“(満面の笑顔で)ありがとう”
私      :“こちらこそ、ありがとう。また来てください”
同じ方たちが、何回も何回も来て、また、“何か日本的なものない? 友達にあげたいから”。最後には両手に大きな買い物の山を抱えて、本当にうれしそうな笑顔で帰って行きます。
その姿は、ダビデが全てのものを主に捧げる姿にも似て、私はその姿に“すべてのものは主の賜物、わたしたちは主から受けて主に献げたのです”(歴代誌上  29:14)を感じています。主に感謝。
 

カパティランフェスタ

カパティランボランティア 宮崎富美子

 “カパティラン”とは“兄弟姉妹愛”の意味を持つが、カパティランフェスタはまさに、そのカパティラン精神を体現したものである。

フィリピン人と日本人、特に異なる教会のメンバーと年に一度このアンデレホールで会い、共に奉仕できた事は、大きな喜びであった。

 バザー会場で、ある人は地震や津波で困難な日々を過ごしている友達の為に品物を捜し、別の人は母国の人々の為に何か日本の香りのする品を求めていた。私達は、彼等の求めに応じようと努めた。彼らの期待に沿えた時、安堵と笑顔があった。

同時にこの催しは、多岐にわたるカパティランの働きについて考える良い機会である。

私はカパティランの仕事を深く思いお手伝いをしたいと思う。カパティランの働きが必要とされなくなる日まで、私はカパティランの友達でいたい。